【目的】 ４枚の手札を２枚×２の組に分けて役を作り、２度の対戦の両方で勝利する。
【準備】 基本的には４人、２〜８人で可能。先に「親」を決めておく。親は全員に４枚ずつカードを配る。１回のゲームは前半戦と後半戦とから成る。ゲームごとに親は右隣へ移る（時計と反対回り）。親の権利は棄権できる（すぐ右隣へ移行）。
【プレイ】 プレイヤーは手札を任意の２組に分ける。このうち役の高いほうを＜勝負１＞に、低いほうを＜勝負２＞に用いる。役の強弱は別表で判定する。子は、勝負のチップの額を決められる。親は、自分に２敗したプレイヤーのチップを取る。自分に２勝したプレイヤーには同額のチップを加えて渡す。
【役の強さ】
４２＋２１ （至尊）
６６＋６６ （双天）
１１＋１１ （双地）
４４＋４４ （双人）
３１＋３１ （双和）
５５＋５５ （双梅）
３３＋３３ （双長三）
２２＋２２ （双板登）
６５＋６５ （双虎頭）
６４＋６４ （双十）
６１＋６１ （双七）
５１＋５１ （双六）
６３＋５４ （雑九）
６２＋５３ （雑八）
５２＋４３ （雑七）
４１＋３２ （雑五）
６６＋６３ または ６６＋５４ （天九）
１１＋６３ または １１＋５４ （地九）
６６＋６２ または ６６＋５３ （天八） または ６６＋４４ （天人）
１１＋６２ または １１＋５３ （地八） または １１＋４４ （地人）
＊ ４４＋５２ または ４４＋４３ （人七）
＊ ３１＋４１ または ３１＋３２ （和五）
＊ （ローカルルールのようである）
役が無いなら、目の合計の数字を比較して一の位が大きいほうが強く、それも同じならば次のなかで順位の高いカードを持つほうが強い。同じ順位のときは親の勝ち。
以下は「文子（もんし）」といってセットに２枚あるカード
６６ （天）
１１ （地）
４４ （人）
３１ （和） ：鶏
５５ （梅） ：梅（の花）
３３ （長衫） ：長袖（の着物）
２２ （板登） ：（４本足の）ベンチ
６５ （斧頭） ：ハチェット（という名のナタのような道具）
６４ （紅頭）
６１ （高脚七）
５１ （伶淋六）
以下は「武子（ぶし）」といってセットに１枚しかないカード
６３ または ５４ （九）
６２ または ５３ （八）
５２ または ４３ （七）
４１ または ３２ （五）
４２ （六） または ２１ （三） いずれも合計を３か６のうち都合が良いほうと見なせる。
※ 様々なルールがあるので注意されたい。